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【中級者向け】西洋占星術の独学におすすめ本6選|出生図の読み方が分かる

まるいゆめ占い師やってます。

30冊以上の占星術の本を読んだ中から、出生図のホロスコープを読み解くのに必須な本を紹介しています。

  • ホロスコープを本腰入れて勉強したい
  • 独学で勉強していたけど、統合的に分析できない
  • 実践的な読み解きかたを知りたい

という方におすすめです。

またセレクションした結果、松村潔先生の本がほとんどを占めましたが、網羅的に詳しく解説している人が少ないからです。

独学に必須の6冊を簡潔に紹介

  1. 無思考で買うべき・『完全マスター西洋占星術』
  2. 入門?レベル高すぎ・『最新占星術入門』
  3. 神は細部に宿る・『愛蔵版 サビアン占星術』
  4. 心理占星学を学ぶ・『鏡リュウジの占星術の教科書①』
  5. 月の活用法がびっしり・『月星座占星術入門』
  6. サイン同士の角度の解説・『完全マスター 西洋占星術Ⅱ』
まるちゃん
まるちゃん

独学者は本が先生!

『完全マスター西洋占星術』松村潔

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説話社
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占い師のバイブルと言うべき一冊です。この本だけでホロスコープの知識をあらかた身に付けることができ、頑張れば占い師になれる可能性があります。

サイン、天体、ハウス、アスペクトの重厚で深い解説が特徴です。それら以外にもたくさんの有益な解説があり、独学を始めてから2年以上たっていますが、消化しきれていないほどです。実践的な解釈も豊富なので、独学者にとって嬉しい限りです。

■4つの要素(サイン、天体、ハウス、アスペクト)以外で学べる内容

  • 度数の意味(1度は衝動的など)
  • V(バーテクス)、AV(アンチ・バーテクス)
  • 小惑星(セレス、パラス、ジュノー、ベスタ)
  • 進行の月
  • 3重円の読み解き方

『最新占星術入門』松村潔

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占い師のバイブル2冊目です。出生図を解読するための細かいテクニックがぎっしり詰まった一冊です。本のタイトルには入門とありますが、初心者がこの本を買っても活用できないくらい高度な技術でいっぱいです。

は『完全マスター西洋占星術』、枝葉は『最新占星術入門』と言えるかもしれません。幹だけの知識でホロスコープを分析するのと、枝葉をしっかりと頭の中に入れて分析するのとでは、正確性の部分で大きな差が出てきます。

また『完全マスター西洋占星術』とは別に、ホロスコープの本質的で実用的な考え方や基礎知識を学習できます。

■特に役に立った内容

  • ハウスのカスプサインの考え方と意味
  • インターセプトの意味
  • 恋愛、仕事、才能を読むための基本
  • 支配星の流れ(天体のサインを辿る読み方も)
  • 副支配星の意味
  • ホロスコープの解読方法
  • ドラゴンヘッド・テイルの意味(数ページ)

『愛蔵版サビアン占星術』松村潔

サビアンシンボルとは、30度の幅があるサインを細分化した1度ずつの詩文であり、その象徴的な詩文を松村潔先生が幾何学などを活用して解析、解説されている本です。

最初にホロスコープの全体を見て、最後に一番小さなサビアンを確認することは、ホロスコープの完全分析と言えるでしょう。

360個のサビアンの意味が乗っているため、辞書的な読み方になります。またサビアンの癖のある詩文と意味をどのようにして読むかは各々です。

また簡易的なサビアン占いとしても使えます。例えば、P月は一か月に約1°進みますが、その次の度数の意味を本で調べることで、どのような運気か分かります。

■下記の有名人のサビアンシンボルで読む、ホロスコープの解釈が載っています。

  • ビル・ゲイツ
  • スティーブン・スピルバーグ
  • マークザッカーバーグ
  • ジョニー・デップ

また新しく解説された分かりやすいハウス自体の意味天体×ハウスの意味も載せてあります。

『鏡リュウジの占星術の教科書1』鏡リュウジ

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原書房
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松村潔先生がマニアック的だとしたら、鏡リュウジの先生はメジャー的なポジションと言えるかもしれません。表現や考え方が異なる解説を読むことで、一層理解力が高まりますし、異なる知識を仕入れることができます。

また『占星術の教科書は1、2、3』とシリーズになっていて、出生図から相性、プログレス、トランジットと勉強していくことができるため、独学するなら3冊とも必須の本です。

『月星座占星術入門』松村潔

ホロスコープの月を深掘りできる本です。人間の心身の象徴である月をどのように活用していくかが分かります。この本のメインの解説は月×サインです。著者の他の本よりも分かりやすく書かれているので、初心者でも役立つ一冊です。

■月×サイン以外で学べる内容

  • 月を補う方法(犬を飼うとか)
  • トランシット月のサイン(運気)
  • T月とT他天体とのアスペクト
  • リリス×サインの解説
  • ドラゴンヘッド・テイルの解説(2ページ)

『完全マスター西洋占星術Ⅱ』松村潔

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amazonのレビューでは、内容の大半をサビアンシンボルの新しい解説が占めることやホロスコープの教科書にはならないと酷評されています。実際の内容は、600ページ中、200ページがサビアンシンボルの解説100ページが寄稿コラムであり、実質、半分のページしかない不満から評価がよくないのでしょう。

全体的に上級者向けだと思いますが、中級者に役立つ知識がサイン同士の角度の解説です。例えば、牡羊座と双子座の60°のサイン傾向解説されています。解説されている角度は、0度、60度、90度、120度、150度、180度の関係性です。

丸井はこのサインの関係性の解説を確認する頻度が高く、ホロスコープの解釈にずいぶん役立っています。

■特に役に立った内容

  • ソーラーリターンの読み方
  • 相性(数ページ)
  • トランシット冥王星のサインの時代の流れ
  • Tのトランスサタニアンと土星のアスペクトの時代の流れ

◆下記の有名人のホロスコープの読み方の実例が載っています。基本の読み方でありながら高度なので、独学者にとって、とても参考になります。

  • スティーブ・ジョブズ
  • コリン・ウィルソン(小説家)
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まとめ

松村潔先生がほとんどの本を占めた理由として、体系的で網羅的に西洋占星術の知識とホロスコープの読み解き方を書いてくれる人が少ないからです。

ホロスコープの本を読み、解読の発見やヒントを見つけることで、読み方はどんどんレベルアップします。

また『月星座占星術入門』を紹介しましたが、その上位の本として『月星座占星術講座』があります。月の講座の本は、月×ハウスを中心に解説されているので、月入門とセットで勉強になります。松村節が強いため、上級者向けにしましたが、勉強されたい方はぜひ学んでください。

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