まるいゆめ!占い師やってます。
12星座占いが社会で受け入れられて、普及していますが、それは簡易的な占いであることは、多少占星術を知っている方はご存じだと思います。
ホロスコープで毎日の運勢を占うには、「トランジット月のサイン(星座)とハウス」を確認すれば、12星座占いよりも当たる占いができます。
さらに絞れば「トランジットの月とハウス」だけでもいいでしょう。
この記事ではトランジットの月のサインとハウスを確認する簡単な方法と、難しくて面倒くさいがより詳しく占えるトランジットの月と天体のアスペクトを少し解説します。
自分の運勢は自分で見よ~
そもそもトランジットとは何?
トランジットとは、現在宇宙を移動している天体のことです。
トランジットの天体が出生図のチャートに影響を与えることで、自分の運勢や運命に変化が起きてきます。
主要な天体は10天体あり、その中の「月」を今回は使います。
占うためには、出生図とトランジット図を2重円にして表示する必要があります。トランジットの月で運勢を占うときも同じです。
トランジットの月が現在、どのサインに位置し、どこのハウスにあるかを確認して、自分の毎日の運勢を占います。
トランジットの月とサイン
※以後の文章でトランジットの月を「T月」の略称に統一します。
ホロスコープの月は、そもそも自分の感情や欲求、素の性格という意味です。
つまりT月は、一時的にまとわりつく感情であり、その日の気分や雰囲気を表します。
T月がどこかのサインに位置すると、そのサインの性質がまとわりついて、その日の気分として表れます。
それが一日の運勢になると言えるのですが、サインの場合、人類共通になります。例えば、T月が牡牛座にあれば、気分はみんなお金のことや食べ物のことで占められているイメージです。
T月はサインに2日半の間、移動します。
上の本は「T月とサイン」の解説がのっています。
トランジットの月とハウス
T月がハウスに位置する場合も、サインと同じで気分を表しますが、ハウスの方が実感しやすく、さらに現象化しやすくなります。
サインは人類共通でしたが、ハウスは各人の出生図のチャートによってバラバラだからです。
つまり「T月とハウス」が一番毎日の運勢占いに適していると言えます。
T月を確認することで、どういう感情や事象になりやすいかが分かります。
T月があるサインとハウスを両方同時に占えないというかたは、毎日体験して感じたことをその時のT月がどこのサインにあり、どのハウスにあるかを確認することで、感覚で覚えてくるでしょう。
T月と12ハウス別の意味を書いた「トランジットの月で毎日の運勢を占う方法・詳細版」を販売中!
トランジットの月とアスペクト
トランジットの月に他の天体がアスペクトすることで、毎日の運勢に分かりやすい変化が起きます。
このアスペクトは、T月と出生図の天体とのアスペクトではなく、この記事ではトランジット同士のアスペクトのことを指します。
毎日の運勢としては、チェックするところが多くなり大変なのですが、「T月とハウス」よりも「T月とアスペクト」のほうが強い影響が出てきます。
一番簡単にチェックする方法としては、木星以降の大きい天体だけに絞って「T月と他のT天体がコンジャンクション」する日付だけをピックアップするのがいいでしょう。
かなり分かりやすく影響が出る場合が多いですし、コンジャンクションしたハウスの意味に合わせて現象化することが多いです。
上の本は「T月とアスペクト」の解説がのっています。
まとめ
実用的で簡単な方法は「T月とハウス」を見ることです。
難しいけど詳しい運勢は「T月とアスペクト」です。
また「トランジットの月で毎日の運勢を占う方法」をより詳しく書いた詳細版の記事を販売中です。
詳細版の内容は↓
- トランジット月のサイン
- トランジット天体のサインは人類共通
- トランジット月のハウス
- サインとハウスの実践的な読み方
- トランシットの月を活用する
- 戦術的な観点
- トランジット月のアスペクト
- アスペクトの簡単な解説
- T月と出生図の天体のアスペクト
- T月と12ハウス別の解説
トランジットの月と1~12ハウス別の解説を書きました。
「T月が6ハウス」だとこのような解説です↓
真面目に作業や仕事をコツコツとできる日です。集中できる日なので、溜まっている仕事は一気に終わらせてもいいかもしれません。
一方神経質になりやすい日でもあり、全体的にピリピリしやすいです。
ストレスを感じやすい日なので、メンタルや体の調整をする期間にしてもいいでしょう。
また掃除や整理整頓など、身の回りをキレイにすることで、心身を整える効果が期待できます。
丸井は部屋を掃除したあと、2重円を見ると、いつもT月が6ハウスです。掃除が苦手な人は、この期間を利用するといいです。
他者や環境から抑圧、否定されやすい状況が表れる可能性もあります。
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