まるいゆめ!占い師やってます。
ホロスコープ占いに必須であり、重要な4つの基本要素である「サイン」、「天体」、「ハウス」、「アスペクト」の簡単な説明と、それらの関係性について、解説していきます。
西洋占星術①の記事→【西洋占星術】ホロスコープとは?人生の地図です!
ホロスコープの知識ゼロでも分かるよ。
サインとは12星座のことであり、性質を表す
サインとは、みなさんご存じの12星座占いの星座のことです。この12星座占いは、10個ある天体の内、太陽だけを使うことで簡略にして、大衆化したものです。
星座のことをホロスコープで「サイン」と呼ぶのは、実際の夜空に存在する星座と区別するためです。
地球から見た太陽の通り道に星座は存在しますが、360°に配置された星座を理論で12分割したのが理由です。
そのためサインは、30度ずつに分かれていて、1度ずつに意味があります。1度の詩文を「サビアンシンボル」と言い、このサビアンは、丸井の実感ではよく当たります。
サイン(星座)は性質を表していて、サインに位置する天体の色を決めます。例えると、天体が主役や演者であれば、サインは衣装であり、主役(天体)の性格やキャラクターの衣装をまとうことです。
12サインの12キャラクターが存在していて、天体のキャラ設定をするのです。
また12サインは、4元素、3区分、2区分に、それぞれに分類できます。例えば、牡羊座だと「火の元素」、「活動宮」、「男性性」という具合です。
牡羊座のこの3つの情報だけで、元気な性格で、行動的なキャラクターだとイメージ出来ると思います。
まるは、サインでいうと、獅子座だよ。面白キャラ。
天体とは10個の天体があり、人間の意識の一つを担当
天体とは…
月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星(てんのうせい)、海王星(かいおうせい)、冥王星(めいおうせい)
で構成される10個の天体のことです。
ホロスコープは、地球を中心とした「天動説」で見るため、地球の代わりに「太陽」が入ります。
天体にはそれぞれ役割が与えられていて、水星だと知性や好奇心、火星だと意欲や闘争心という意識、役割が人間に10個備わっているという考え方です。
また月と太陽は、輝く天体という意味で「ルミナリーズ」や「ライツ」と呼ばれ、重要視されています。そしてルミナリーズの月と太陽+土星を入れて、人生の軸として考えるのが普通です。
好きな天体は、天王星!天然、変人の星だよ。
サインと天体の関係性
丸井のホロスコープでサインと天体を見てみましょう。
丸井は天秤座に太陽があるので、協調性ある社会的人格であり、多くの人との盛んな交流ができるような人生を送ろうとします。
さらに木星も天秤座にあり、太陽とコンジャンクション(アスペクト)しているため、様々な人達と交流して人脈を作ることでチャンスが増えるような意味です。そして少し楽観的な性格をしていることが、サインと天体の関係から読み取れます。
しかし丸井の実際の人生は、土星の試練の効き目が強いので、天秤座太陽の影響が弱いのですが、後天的に発揮されることが丸井のホロスコープに示されています。
ハウスは12個あり、具体的な場所を意味する
ハウスは、12サインに対応しているので、12個のハウスあります。
ですがサインは30度ずつきれいに分かれているのに対して、ハウスは一つずつ大きさが違います(画像①)。さらにサインは抽象的なのに対して、ハウスは具体的な分野、場所を示しています。
例えるとサインは衣装、天体は役者、ハウスは、舞台セットと言えます。ハウスは実際の現場で、天体がどのように働くかを示します。
例えば、2ハウスだと稼ぎ方や資質、才能という場所であり、7ハウスだと他人との関わり方に表れます。
ハウスに天体があると、自分の意識がより強く働くため、人生で大事にしていて、力を入れる場所を示します。
ASC(アセンダント)は、無意識の個性
ハウスの起点はASC(アセンダント)であり、そこから反時計周りに、1ハウスから順番に配置されています。このASCの位置を決めるのが出生時間と出生地です。
ASCとは、生まれたときに刻まれた力強い個性であり、無意識で本能的な個性です。大昔、ASCの場所をホロスコープと呼んでいたので、人生の軸(月、太陽、土星)と同じぐらい重要です。
画像②の所がASCの場所です。丸井は、ASCが蠍座にあるので、蠍座のASCということになります。
さそり座は怖いぞ~
サインと天体とハウスの関係性
丸井の天秤座の太陽と木星は、11ハウスにあります。11ハウスは、みんなと共同で何かをしたくなったり、未来のイメージをもとに活動するハウスです。
天秤座の太陽・木星は様々な人達と繋がろうとします。そして具体的に「どうする」かは11ハウスで発揮されるため、仲のいい人達と一緒に将来の発展に繋がる活動しようとするのが、丸井の人生の目標になります。
また仕事はフリーランスやアルバイトなどの職業になりやすいです。11ハウスは自由な立場を望むからです。
もしサインが牡羊座なら自ら主導して、組織を立ち上げそうですが、丸井は天秤座なので、様々なグループと繋がりが増えるイメージです。
アスペクトは天体間の動きを作る
アスペクトは角度のことであり、主要アスペクトは…
- 0°(コンジャンクション)
- 60°(セクスタイル)
- 90°(スクエア)
- 120°(トライン)
- 150°(インコンジャンクト)
- 180°(オポジション)
※青色がソフト、赤色がハードアスペクト
メジャーアスペクトは6個ですが、マイナーアスペクトも入れると、もっと数は多くなります。
角度は、幾何図形にもとずく意味があるため、天体にアスペクトが形成されることで、天体に動きが作られます。それが人間の行動傾向を示すことになり、ある程度運命が決定する要因になります。
アスペクトには、大きくソフトとハードの2種類のアスペクトがあり、ソフトアスペクトは、穏やかで自然に扱うことができるのに対して、ハードアスペクトは、衝動性が強く、緊張感を伴います。
しかし一概にソフトアスペクトが良いとか、ハードアスペクトが悪いということではなく、ソフトアスペクトが多いと、安易な方向に流されやすかったり、ハードアスペクトだと、コントロールに時間はかかりますが、行動力が増したり、努力できる傾向が備わることもあります。
サイン、天体、ハウス、アスペクトの関係性
丸井は天秤座の太陽、木星11ハウスです。様々な人と交流できるグループに参加し、有意義な活動が出来ればいいという人生観です。
その太陽・木星に土星とトライン、土星とは別に、天王星・海王星がスクエアしています。
天秤座太陽・木星11ハウスのグループ活動に対して、土星はソフトアスペクト、天王星・海王星はハードアスペクトしていて、2つのアスペクトから影響を受けています。
まず太陽・木星と土星のトラインを見ていきましょう。画像の①を見てください。
このトラインは、真面目な性格が強まり、安定した人生を望みます。
土星は3ハウスにあるので、情報、知識、勉強方向を鍛えて、時間をかけて自分のものにしていこうという感じです。
特に教える職業に適しています。
次に太陽・木星と天王星・海王星のスクエアを見ていきましょう。画像②を確認してください。
アスペクトのスクエアは、ハードアスペクトであり、衝動的に突然割り込んでくるため、ストレスがかかります。
山羊座の天王星・海王星2ハウスは、自己実現の願望であり、お金や物への欲求が膨らんでいます。
太陽の価値観にお金持ちになりたい衝動が強く働くのですが、お金を稼ぐのが下手くそな傾向があります。
太陽と土星は、慎重でリスクを取らない人生観、太陽と天・海王星は、ビジネス的な発想が働き、飛躍しやすいという2つの傾向があることが分かります。
天・海王星の方が影響力が強く、何をするか分からないので、土星のリスク管理を意識することが大事だと考えています。
ホロスコープは、複雑だけど面白い!
まとめ
この記事のポイントは…
- サインは星座のこと、性質を表すため、性格的な色がつく
- 一つのサインは30度ずつに分割でき、1度ずつに、サビアンシンボルという詩文がある
- 天体には、人間の意識の一つを担当し、それぞれ役割が存在する。ホロスコープの主役
- 月と太陽は、ルミナリーズやライツと呼ばれ、特別視している。そこに土星を入れると、3つの天体で構成される人生の軸になる
- ハウスは具体的な場所や分野のこと。地上で、どのように表れるかが分かる
- ハウスにはASCという天体と同じくらい重要な所がある。それがASC含めて4つ存在する。
- アスペクトは、天体同士を繋げて、動きを作る役割。その人の行動特性を意味する
- メジャーアスペクトは、6種類。大きくソフトとハードアスペクトに分かれる
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