まるいゆめです。
アスペクト無しにホロスコープは語れずということで、アスペクト自体の意味の解説をします。
0度・コンジャンクション・合
アスペクトの中で最も衝動的で抑制ができません。なぜならお互いの天体を客観視出来ず、無自覚だからです。
ただし天体によって影響は変化します。
例えば、太陽と木星の合など、抑制できずとも問題のないコンジャンクションもあり、楽天的で明るい性格が強調されて、人間性がアップします。
また蠍座水星・火星合だと、水星と火星の合は、思考のスピードが加速して、テンションが高いですが、蠍座に位置するとゆっくりとしたスピードになり葛藤します。うまく能力を発揮できない配置にあるとことが分かります。
コントロールが難しいコンジャンクションですが、そこにアスペクトする天体がソフトかハードアスペクトかによって、扱いやすさが違います。このことは松村潔先生が本に書かれています。
もし先ほどの水星・火星合に土星のトラインしていたら、安定的に脳みその処理が行えるでしょう。
60度・セクスタイル
アスペクトで一番、扱いやすく活用しやすい角度です。
火と風、地と水の元素がセットになり、一方の元素から協力、支援するので、能力や資質は拡大しやすくなります。
また天体やハウスなどによって外部との関りが発生しやすく、他者や環境との関りが増えるセクスタイルもあります。
セクスタイルのあるハウスで仕事として発揮しやすく、工夫する力が特徴です。
90度・スクエア
アスペクトの中で最も扱いが難しいです。葛藤、否定、衝突の位置にあり、大抵は困難な資質、状況になりやすいです。
スクエアの3区分は同じクオリティとなるため、そのスタイルが強調されやすくなります。
活動宮のセットは「性急さ」、不動宮のセットは「固執」、柔軟宮のセットは「優柔不断」として表れやすいです。
スクエアは、否定されるか過剰に働くかのどちらかになりますが、どちらにしても変化を求められます。
変化を求められるということは、自分にとっての偏ったマイナスの部分であり、修正する必要があります。
変化することは魂の成長に繋がり、それがこの世で生きる目的でもあります。
スクエアを乗り越えて、自身をイノベーションすることで、この世でもう一段の活躍と進歩をもたらすことができます。
スクエア3つあるから気合入った。
120度・トライン
アスペクトの中で最も穏やかで安定した資質です。
トラインの天体の資質を自然に発展させることが出来る一方、安きに流れやすいところもあります。
180度・オポジション
アスペクトの中で最も働きかける力があります。常に向かいの天体をターゲットにするため、休まず働き続けます。
基本的に外界に向かって自己主張しますが、反対に天体によって自分に向かって働きかけてくるものがあり、自己表現が制限されて窮屈に感じることがあります。
また天体だけではなく、ハウスによって受け身な影響が出る場合もあります。例えば、公転周期の大きい天体が7や8ハウスの他人のハウスに位置すれば、受け身な影響を受けやすいです。
150度・インコンジャンクト
アスペクトの中で最も可能性ある資質です。自分にはない資質を作り上げるからです。そのため苦しみを伴いますが、今世の新しい資質として活躍します。
元素、3区分、2区分全て一致しないサイン同士で形成されるアスペクトであり、全く異なる資質を練りあがるまではお互いに縛り合い訓練します。
丸井の実感的には努力そのもの、天体の象意に沿った努力をしていた感じです。
オーブについて
オーブとは天体と天体がアスペクトする角度の許容範囲のことです。
オーブの取り方は占い師によって様々なので、以下に示す度数の範囲は個人的に使用しているものになります。
現時点の考えなので、また変わるかもしれません。
0度・90度・120度・180度のオーブ
この4つのオーブは同じです。
月と太陽以外はオーブ6度30分まで、月と太陽を含む場合はオーブ8度00分まで取っています。
本によく書いてあるオーブ範囲だと思います。
感覚的には、月と太陽以外でオーブ5度離れてると、影響が弱くなる気がします。
30分と細かいところまでとっている理由は、「アストロゴールド」の設定で6度のオーブで設定すると、6度10分のようなギリギリのアスペクトを見逃す可能性があるからです。
60度のオーブ
月と太陽以外はオーブ4度30分まで、月と太陽を含む場合はオーブ6度00分まで取っています。
150度のオーブ
月と太陽以外はオーブ3度00分まで、月と太陽を含む場合はオーブ4度00分まで取っています。
終わり。
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