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【西洋占星術③】ホロスコープの根拠とは?照応の法則との関係を解説!

まるいゆめ!占い師やってます。

毎日触れている人も多い占いですが、そもそもの根拠が気になったことありませんか?

この記事では、ホロスコープの構造ではなく、本質的な根拠を解説してみました。

ホロスコープの構造を知りたい人は↓

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ホロスコープの根拠の結論は、科学的な根拠ではなく、「照応の法則(しょうおうのほうそく)」という霊的、宗教的な根拠あり、だからこそホロスコープ占いに影響力があるのではないでしょうか。

まるちゃん
まるちゃん

真実はいつも一つ!

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ホロスコープは最古の学問

宗教と並んで、どの国でも普遍的に存在しているのが占いであり、その中の一つに、世界中で普及している西洋占星術があります。

ホロスコープ占いの始まりは約4000年前の中東、メソポタミア地方のバビロニアが発祥と言われています。

当時、バビロニアの知識階級であった「カルデア人」が、国家の運命や農耕の時期を占っていました。

また英語で占星術は「アストロロジー」といい、「アストロ」は天体、「ロジー」は学問という意味であり、昔のヨーロッパなどでは占星学は授業で教えられていました。

つまり占星術は宗教と並んで歴史と権威ある「学問的体系」だと言えます。

照応の法則は大宇宙と小宇宙は相似形であること

「上なるもののごとく、下なるものがあり、内なるもののごとく、外なるものはあり、宇宙のごとく、魂はあり」

『占星術ガイド』ケヴィン・パーク 著

上記の言葉は、「ヘルメストリスメギストス」という3倍偉大なヘルメスが書いたと言われています。

この言葉が占いの根拠とよく言われますが、丸井もそれに同意します。「上なるもの」が大宇宙で、「下なるもの」が小宇宙である人間(魂)を表しています。これを「照応の法則(しょうおうのほうそく)」と言います。

照応の法則は、キリスト教の創造論の考え方にある「万物を神が創造した」意味と酷似しています。

つまり宇宙や惑星、人間も神が創造した同一のものなら、空の天体の配置や動きによって、人間の性格や運勢などが分かるのは、創造論を根拠にすると、至極当然に感じるのではないでしょうか?

また照応の法則は、大きなものと、小さなものは同じという意味なので、宇宙と人間に限定するものではありません。

例えば、季節の四季がありますが、春に種をまき夏に実り秋に刈りとり冬に不毛となる流れは、人間の誕生成長老衰のサイクルに似ています。照応でもあるのですが、象徴でもあります。

上記の四季や人間のサイクルは、12サインにも表れていて、牡羊座で新しく魂が生まれて、最後は魚座で死んでしまいます。それで終わりではなく、牡羊座でまた生まれ変わるという「転生輪廻」のような循環があります。

自分自身が人生を決める

引用した言葉に、「内なるもののごとく、外なるものはあり」という箇所があります。

「内なるもの」とは、自分のことです。「外なるもの」とは、内なる自分の思考、性格、行動、習慣が環境に表れていることを意味します。

つまり照応の法則を根拠とすると、神の性質を宿している人間は、外の環境を創造していることになるのです。

ホロスコープ占いは、その人の性格や本質を知ることができますが、その本当の意味は、自分自身が人生の支配者であることを意味します。

調和、進歩、変化していくことで、魂が成長することに人生の意味があるのでしょう。

照応の法則を信じると占いは必然になる。

占いの本質はシンクロニシティです。

シンクロニシティは「偶然の一致」ことであり、占星術もタロットも偶然の産物であり、科学的に証明できないから批判する人が数多くいます。

そして霊もUFOも占いも信じない人は、土星意識の強い人だと言えます。

今日の土星社会は、科学的に証明されないもの以外は認めない、目に見えるものしか信じない人が支配する世界です。

しかし照応の法則を認めることができるなら、占いは必然となるのです。

トランスサタ二アンは、土星の物質世界を超える

ホロスコープの天体には、土星以降の天体である天王星海王星冥王星があります。

天王星が発見された時は、フランス革命や産業革命の頃であり、科学技術も発展しましたが、今日まで、進歩し続けています。

この先考えられることは、海王星の神秘的で不思議な世界の証明かもしれません。つまり霊的なものは、まだ科学で発見できていないだけなのです。

占い師の視点で見ると、地上から海王星や冥王星が肉眼で見えないことを、霊的なものが存在する暗示であり、象徴だと解釈することもできます。

丸井は占い師なので、ホロスコープの根拠は、大宇宙と人間は繋がっているという宗教的、霊的な根拠に置いています。

まるちゃん
まるちゃん

この世的な価値観で根拠を語るのは、無理があるよ。

まとめ

この記事のポイント…

  1. 占星術は昔、学問として扱われていた。約4000年前のバビロニア発祥
  2. 照応の法則は、大宇宙と人間は相似形(そうじけい)。つまり同一であり、同じ性質を宿していること
  3. 照応の法則を根拠にすると、外の環境に表れているのは、ほとんど自分自身が創造していると言える
  4. 土星以降のトランスサタ二アンの存在は、霊的な見えない世界を暗示、象徴することでもある

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