まるいゆめ!占い師やってます。
サイン(星座)の区分の偏りを見ることで、その人の全体的な性質や行動傾向を知ることができます。
区分の配置比率よって、多い元素と少ない元素を比較することにより、「全体的な個性の特徴」を把握することができます。
また天体だけではなく、「ASC」と「MC」も含めて、区分を計算することにより、もっと正確な自分の特徴を把握できます。ASCとMCを天体の一つとして、数えるといいでしょう。
また「ARI 占星学総合研究所」では、天体とASC、MCを含めた「スコア計算」することができるため、一度試して見てください。
スコア計算すると意外な部分に気づくことがあります。
不動宮が高くてびっくりしたよ。
区分の配置パターン
区分の配置のパターンとして、「元素が多い」か「過剰」、「元素が少ない」か「ゼロ」、それと「バランス」よく配置されている人に分かれます。
しかし「多い」と「過剰」、「少ない」と「ゼロ」は意味が重なる部分もあり、厳密に分けれるものではありません。ほぼ同じ意味であるパターンもあります。
また元素の偏りがあっても3区分の行動傾向で補っている人やアスペクトで、補強している人もいるため、結局ホロスコープ全部を読むことになります。
元素の偏り
基本的に元素が多いところは自分の資質であり、元素が少ないところは自分にないものなので、外に求めます。
元素が多いと、自分の特徴、強みとなり、積極的に活用できます。元素が過剰になると、極端な部分が出てくると同時に、他の元素の肩代わりしようとするため、特殊なパターンが見られます。
例えば、火の元素が過剰ならば、逆に全く元気がない状態のような場合です。
一方、元素が少ないと不足している部分だと感じやすく、補償作用が働きます。そのため他人や環境に不足している元素を求めようとしますし、苦手だと感じやすいです。
元素が「ゼロ」だと、意識できないため、気にしないと人と言えるのですが、他の元素に天体が偏ることになるため、極端に出やすい場合があります。逆に過剰に求めたり、否定する人もいます。
元素が「少なく」ても「ゼロ」でも苦手意識があったり、理解できない元素として捉えています。
いずれにしても区分の相対的な関係によって、意味は変化します。
火の元素多い人
- 精神的で誇り高く、プライドが高い
- 元気溌剌か、抽象的な思想に熱心になる
- 自立的で能動的、切り開いていく前進力
- 過剰な配置だと、自分勝手に周りのことを顧みず、迷惑をかけやすい
火の元素少ない人
- 基本的に積極性、熱量、求心力が足りない
- 何か始めるのに時間がかかる
- 承認欲求を求める
- 火の元素が少なく、水の元素が多いと、自信がない人が多い
地の元素が多い人
- 安定志向で、自分のメリットを大切にする
- 頑固な職人気質か実利的なビジネスマン
- 信頼性高く、温厚な性格
- 過剰だと頭が固く、主張や地位に固執しやすい
地の元素が少ない人
- 基本的に不安定なところがあり、落ち着けない
- 価値あるものを求めるか物欲が少ない人
- ルーズで抜けている
- 完成まで持って行けない
- ゼロだと常識的な感覚が希薄になりやすく、特にお金の問題が発生しやすい
風の元素が多い人
- 知性的で客観的、何にも囚われない自由性
- コミュニケーションの達人か理論、思想系
- 人脈、情報、理念(ビジョン)などを広げる力
- 過剰だと思いやりがなく冷たい、自己喪失を起こしやすい
風の元素が少ない人
- 知性やコミュニケーション力の不足
- 流行、情報に疎い、流されないとも言える
- 視野が狭くなり、自分が正しいと思い込みやすい
- ゼロだと周りの目を気にしない、気づけないので、他人からは迷惑になっている可能性がある、他の元素次第で逆に一点集中できるため、突破力が出てくる
水の元素が多い人
- 情緒的で優しく、内気な性格
- 愛情深い人か自分だけの世界で生きる人
- 対人関係を大切にする
- マイペースで温和
- 過剰だと振り回されやすかったり、感情の収拾がつかなくなる
水の元素が少ない人
- 愛情や感情を表すことに苦手意識がある
- 愛情の欠乏感があり、依存しやすい
- 表情に情緒が少ない、弱いところを見せない
- ゼロだと人の気持ちを理解できないので、齟齬が生じたり、本質的な心の交流ができない
活動宮の多い人
- 活発さが特徴的、行動的であったり、新しいことを始めたくなる
- リーダー気質があり、引っ張って行く力がある
- 過剰だと、活動的過ぎて誰もついて行けなかったり、一人でパニックに陥る
活動宮の少ない人
- 自分起点で、物事を始めるのが苦手
- 受け身になりやすい
- 変化をつけれず、停滞しやすい
不動宮の多い人
- 継続力があり、一つのことを極めていくことが得意
- 習慣の力で知識、経験を蓄積し続けるため、最終的に生き残る
- 維持、保つ力があるので、安定するのに不可欠
- 自分のやり方、スタイルを変えないので独自性が出てくるが、頑固者
- 過剰だと融通が効かず、変化に対応できにず苦労する
不動宮の少ない人
- じっとできない、コツコツと努力することは苦手
- 平均的、安定的に運営できず、起伏が激しい
- 地の元素と同じだが、人生に落とし穴がある
柔軟宮の多い人
- 周りに合わせていくのが得意で、適応力が発達する
- 人との間を取り持ち、良好な関係性を保つ
- たくさんの人と繋がることができる
- サポート気質が強く、他人のために動いて助けようとする
- 過剰だと優柔不断で決断できない、周りに合わせ過ぎて疲れる
柔軟宮の少ない人
- 柔軟性と適応力が弱いので、バランスを取りにくい
- 他者視点だと、付き合いにくい人
- 対応力に欠けていて、突発的な出来事に弱い
実例・菅田将暉 バランス型
- 4元素 天体(ASCとMC)・【スコア】
- 火の元素 MC1・【8】
- 風の元素 3・【9】
- 地の元素 2・【9】
- 水の元素 AC4・【17】
- 3区分 天体(ASCとMC)・【スコア】
- 活動宮 5・【10】
- 不動宮 3・【8】
- 柔軟宮 ASCMC2・【18】
水の元素のスコアが一番高く、芸術的、芸能的センスの高さと感受性、人間性に表れています。
次にスコアが高いのが、火と風の元素で同率です。向上心とコミュニケーション能力の高さを示していて、水の元素に影響されるため、自分の好きな方向に向上心とコミュニケーションを発揮するでしょう。
元素の中で地の元素が一番スコアが低く、自分の利益を求めること、物欲、金銭欲はあまりないと言えます。
3区分で柔軟宮のスコアが一番高いので、周りに合わせる適応力があり、柔らかい性格をしています。
次に活動宮は5天体と多く配置されているため、周りの人に合わせながら、積極性に行動していく人だと分かります。
また水の元素と柔軟宮のスコアが高いと、人格の柱があいまいなので、心や性質の安定感はしっかりとしたものではありません。つまり少し影響を受けやすい性質だと思います。
実例・丸井の妹 地と水がゼロ 柔軟宮が過剰
- 4元素 天体(ASCとMC)・【スコア】
- 火の元素 MC3・【12】
- 風の元素 7・【19】
- 地の元素 0・【0】
- 水の元素 AC・【5】
- 3区分 天体(ASCとMC)・【スコア】
- 活動宮 1・【3】
- 不動宮 2・【2】
- 柔軟宮 ASCMC7・【31】
妹は火と風に天体が集中していて、地と水(ASC)はゼロです。火と風が過剰に強まった特殊なパターンに当てはまり、逆に火の元素の積極性や意思が弱く、風の元素の空気を読みすぎて、空回りしています。
また地と水の元素が少ないため、自分の足場が不安定で、火と風の元素が自立することができないと言えます。少ないかゼロの元素は外に求めると説明しましたが、引きこもりの時に地の元素を補充したり、家族との心理的な繋がりに精神的な充足を求めることで、水の元素の補償作用が働いています。
現実の妹は神経不安症なので、敏感で疲れやすいのが問題です。
3区分は特に柔軟宮が突出してスコアが高く、火と水の元素と相まって、何も定まらない性質であり、振り回されやすいタイプです。またとても受動的で柔らかい性格をしています。
逆に考えれば、柔軟宮が過剰過ぎて、火と風の元素の性質を発揮できないのかもしれません。
実例・丸井 3区分の不動宮のスコアが高い
- 3区分 天体(ASCとMC)・【スコア】
- 活動宮 4・【9】
- 不動宮 ASC5・【19】
- 柔軟宮 MC1・【8】
3区分の中で一番高いスコアが不動宮です。継続性や妥協しない性質が強まるため、例えばブログの記事を4ヶ月書き続けた後、2ヶ月休んだり、行動傾向に大きな波があるのが特徴です。
また少し完璧主義のようなこだわりを発揮するので、何をするにも時間がかかることが短所です。しかし蓄積の力が働くため、後から盛り返していくのが長所となります。
しかし最初からこのような継続性や忍耐力があったわけではなく、徐々に身につけていったというのが事実です。
また活動宮に4天体なのに、柔軟宮に1天体でスコアがほぼ同率になっていますが、ARIサイトのスコア計算はASC、MCが入ると、スコアが高くなるようです。
実際には不動宮の影響が働くため、活動力も柔軟力も抑制気味だと思います。少し不器用なところがあるのでしょう。
さらにホロスコープの情報をプラスすると、天秤座に太陽と木星が位置しているので、多くの人と交流することに楽観的な気持ちを持っています。ですが不動宮が強いため、ゆっくりと自分のペースで進めていく傾向性があります。
まとめ
丸井は不動宮が過剰で頭も賢くありませんが、一つの職能、分野を徹底的に取り組むことで、その枠限定ではありますが、応用力や多角的な視点などが身についたと思います。
そのように多く配置されている区分は、その人の特徴、強みになるため、短所として出ていてもその区分を伸ばして、活かしていくほうがいいと思います。
弱みより強みを意識して!
12星座を擬人化した占い↓
コメント