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ホロスコープ独学の実際と流れ|実体験のリアルな事実

まるいゆめ!占い師やってます。

この記事は、占星術の勉強方法ではなく、ホロスコープの独学に挑戦した丸井の経験を元に、独学した事実や感じたことをそのまま書いています。

この記事で分かることは…

  • 出生図を独学で習得するのにかかった時間
  • 独学のメリット、デメリット
  • 占星術の勉強は、若い人に不利
  • 独学でトランジットは厳しい
まるちゃん
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出生図を総合的に読めるのに1500時間以上

まず最初に丸井の知能レベルをご覧ください。

  • 大学の偏差値は43
  • 中学の数学と英語のテストは10点以下
  • 記憶力は平均以下
  • 応用力が低く、地頭も良くない

かなりヤバいと思います。

ですがこの知能レベルでも独学を続けた結果、1500時間を越えたあたりから、ホロスコープを統合的、総合的に読めるようになっていったという実感があります。

ただ1500時間で完全に出生図を読めるようになったのではなく、そこから2000時間の間に、どんどんスキルが高まっていきました。

唯一できたことは

  • 本を読むことに、抵抗がなかったこと

つまり丸井の知能レベルでもある程度習得できたということは、独学に必須の力は「本を読む」ことだけです。あと人よりも時間をかけて勉強することです。

自分の偏差値で勉強時間を調整してみてください。

ただし普通に考えると、ここまで頭が良くないならば、先生に教えてもらったほうが早いし、確実に習得できます。丸井はお金がなかったのと、時間がたっぷりあったので独学を選択しました。

独学するかどうかは、自分の持っているリソースと相談しましょう。

まるちゃん
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誰か知能を分けてくれ!

独学のメリット、デメリット

丸井が独学して分かったメリット、その反対のデメリットを紹介します。

独学のメリット

  • お金の節約
  • 根気と継続力が身につく
  • うなりながら考えることで思考力の自力がつく

独学のデメリット

  • 孤独なので、挫折しやすい
  • 習得に時間がかかる
  • 違うやり方をしていても、偶然気づくしかない

丸井の場合、メリットに関しては自力と忍耐力、そして少し自信がついたと思います。また恥ずかしながら勉強の基礎力がつきました。

デメリットは、知識や方法が間違っていても、自分が気づくまで、分からないことです。気づいたときに恐怖を感じます(笑)。

お金を持っていて、効率的に習得したいと思うなら、悩まずに講座か教室に通いましょう。

まるちゃん
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ちなみに「5度前ルール」を勘違いしていたよ。

パレートの法則 2000時間でスキルの大部分は習得できる

西洋占星術の松村潔先生は、「総合的(統合的)に読めるようになるまで、3年間かかる」とおっしゃています。

「総合的に読む」とは、ホロスコープの基本要素である「星座」、「天体」、「ハウス」、「アスペクト」の4つの要素を組み合わせて、解釈することを言います。

総合的に読むためには、時間をかけて訓練するしかありません。

実際に3年間、毎日2時間勉強すると、2000時間を越えるので、丸井のホロスコープの習得時間と一致しています。

また2000時間というのは、有名なパレートの法則にも当てはまります。

「8割:2割の法則」といい、全体の8割を2割の要素が生み出しているという理論です。

例えば、会社だと売上高の8割を2割の顧客が生み出しているとか、学校だと試験問題の8割は、出題範囲の重要な2割を勉強することで、80点取れるという考え方です。

これをスキル習得に当てはめた場合、10000時間で一流のスペシャリスト、専門家になれると仮定すれば、2割の2000時間で、8割のスキルの大部分を習得できることを意味します。

西洋占星術には、「サビアンシンボル」「ハーモニクス」「ミッドポイント」など様々な技法が存在しますが、実際に丸井が2000時間で習得できたと思うのは、「出生図の総合的な読み方」「未来予測を3分の1」「サビアン」を継続的に試しているぐらいでしょうか。

また逆に考えると2割のスキルの部分は、8000時間かかることになるので、プロとは厳しいものだと思います。

これから始めようとしている方は、2000時間を意識して、ホロスコープの勉強に取り組んでみてください。

1500時間の壁

1500時間から2000時間の間に、飛躍的に実力が上がり、統合的に読めるようになっていったという実感があります。

でも丸井より頭が賢い人だと、1000時間で壁を越える人もいるでしょう。

それまでは、本に書いてある意味同士を繋げて読めているように思っていたのですが、1500時間を越えると、さらに深みと質が出てきて、正解に近い解釈ができるようになりました。

なぜなら勉強し始めた頃は、天体同士のアスペクト、サイン同士の関係性、ハウス同士の関係性を組み合わせることは、キャパを越えていて、どう考えても無理があるのですが、勉強するにつれて知っている意味(知識量)が多くなり楽になってくるからです。

普通のことなのですが、そこまで行きつかずに挫折する人が多いかもしれません。

しかし毎日2時間の勉強を一年から一年半、努力すればクリアできる壁なので、本気をだせば達成できるものです。

トランジットの壁

トランジットは「経過図」ともいい、「現在の天体の動きで、運勢を見る」という未来予測のためにあります。

出生図に経過図を重ね合わせて運勢を見るのですが、これを2重円といい、これだけで情報量が2倍になるので、読み解くのが大変です。

さらに「プログレス」、「ソーラーアーク」、「ソーラーリターン」、「新月・満月図」などを追加すると、3重円、4重円、5重円と増えていきます。ゾッとしますよね。

またどれを使うか、いくつの予測技術を用いて占うのかは、占い師が各々判断しています。

トランジットの壁とは、出版されている本が少ないことです。丸井が確認している日本語のトランジット専門の本は、3、4冊です。

独学者にとって、非常に致命的な数しかなく、自分の解釈が正解に近いかどうかの確認ができないので、効率的に勉強できません。

それでも出生図の基本的な解釈を徹底してマスターできたなら、そのノウハウを応用して研究しつつ習得できるものだと考えています。

若い人より年齢を重ねた人のほうが有利

一般的な考え方として、若い年齢の人よりも年齢を重ねた人のほうが、人生経験と知識が豊富なので、ホロスコープの神秘的で深みのあるものを扱うのに長けると思います。

なぜなら占星術は、人生学の面があり、様々な個性の人、対人関係、恋愛、仕事など幅広い知識、経験が要求されるからです。

また人の悩みに応えるのが仕事なので、若いとあまり説得力出ないところがあります。

10代、20代はもちろん、30代でも様々な人生経験の不足を感じるかもしれません。

それでも自分のホロスコープを若い時に勉強して活用することは、他人よりも有利に人生を生きることに繋がると信じています。

まとめ

ホロスコープ独学の実際のポイントは…

  • 偏差値43で1500時間から2000時間で出生図を習得
  • 独学に必要な力は「本を読める」こと
  • 最初の頃は、何個もの要素を組み合わせる、頭と技術は当然ないので、1500時間(1000時間)の壁を越えるまで挫折しやすい。
  • トランジット法は、本が少ないので、独学者には厳しいが、研究して習得するしかない。
  • 若い人よりも人生経験を積んだ人のほうが、ホロスコープの深さを理解しやすく、悩みにも応えやすい。

2000時間で、出生図が統合的に読めるようになったとしても、対象者によってホロスコープの象徴の現れ方が千差万別なので、数をこなして経験を積む必要性があると、勉強しながら思います。

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