
まるいゆめ!占い師やってます。
ホロスコープの火星は積極性や行動力、やる気などの意味があります。
丸井は火星の中間的な意味に「闘争心」を持ってきて解説をしてみました。
横の並びは、積極性→闘争心→暴力性。縦の並びは、下から自己主張→闘争心→挑戦心です。

この記事を読んで、火星の知識を底上げしちゃおうぜ!
火星の中心的意味は「闘争心」

闘争心とは「戦って勝負に勝とうとする精神」のことです。
火星の神様は軍神マルス。戦争の神なので、もちろん「闘争心」は非常に高いでしょう。
火星のまん中ぐらいの意味で、闘争心はとらえてください。自分の思いつきなので、根拠はありません(笑)
図の横軸の積極性ー闘争心ー暴力性は、健全な意欲である「積極性」、スポーツなどで活かせる「闘争心」、火星のコントロールを失った「暴力性」です。
元気ハツラツ、活発な天体なので、個人天体に火星のアスペクトがあると、テンションが高くなり、勢いが増すことになります。

火星はどうしても自己中、利己的なところがあるよ。
火星は挑戦心を発揮して人生を底上げする
火星の闘争心は「競争心」と言い換えることもできて、相手に勝つことが重要な天体です。
そのため不和や争いが起きやすいのですが、他人との競争に勝つことで、人生の成果を最大化しようとします。
ホロスコープの「天動説」の見方では、太陽の次に位置しているのが、火星です。
太陽の年齢域は26才~35才、火星の年齢域は36才~45才であり中年期に位置します。
火星期は、仕事の経験とスキルが成熟してきて、実力がついてくる「脂が乗る」時期です。
キャリアのステップアップを狙い、積極的に行動力を発揮するので、太陽期で築いた人生の基盤をさらに発展させる推進力の役割が火星にあります。
だから火星は「競争心」や失敗を恐れない「挑戦心」であるわけです。
そのため画像の闘争心の下にある「自己主張」は当然強まることになり、なりふり構わず突っ込んで行く傾向が出てきます。
牡羊座の火星は前進あるのみ
牡羊座の支配星は火星であり、前に進み続けることで、生命の火を維持し続ける星座です。
そのため直線的に突っ込んでいく行動力があるので、止まることがありません。「進撃の巨人」見たいですね。
そのように危険なイメージの伴うケガ、事故、戦争の象徴が火星にあります。
丸井の火星は12ハウスにあり、火星の積極性を発揮しにくいので、いじめらた経験が多いです。火星のトラブルを招いているわけです。これを解消するには、自ら攻撃性を発揮しなければいけないのですが、蠍座の火星なので、容赦ない批判になりやすいです。ジレンマ状態ですが、後天的に発揮する可能性があるので、今から対策を考えときます(笑)。
また火星は自己を打ち出していくのが強みであり、相手を押しのけて、他者や社会を否定していく傾向があります。
それは意見を主張することや世の中の不正に対して、声を上げる力になっています。
火星の未知のものに対してのチャレンジ精神は、新しい地平を開拓する力になりますが、一方でリスクに直面する数が多いため、失敗しやすくなります。
もしホロスコープの火星が過剰で、コントロールできないのならば、失敗を通して学ぶことが多いようです。

火星が赤いのは、勇気の象徴だね。
実例・積極的過ぎる行動力と荒い人格の男性

※出生時間が分からないため、ハウスは無視してください。
この男性は家族の知人で、頑固で少し荒っぽい性格をしています。
火星と土星がオポジションなので、目標を追いかける傾向性が出てきます。
そのオポジションと蠍座の太陽を頂点としたTスクエアを形成しているので、蠍座太陽の方向に目標を追いかける傾向性が強く働きかけます。
さらに太陽と海王星がコンジャンクション(合)で、夢が大きく膨らむか、または夢がたくさんある人です。
この男性の夢は、特別な家族や所有欲に表われました。
家族になる理由は生まれた家庭がめちゃくちゃで、中学性から一人暮らしをさせられたからだと思います。
「家族」という繋がりを無意識に求めているのではないかという推察です。
この男性は最初に作った家族から離婚せずに出て行ったので、籍を抜いていません。
それは蠍座の執着であり、未練があるからでしょう。
家から出ていった理由は火星と土星のオポジションの意味である働くことや遊ぶことに夢中になり、家族をほったらかしにして、奥さんが怒ったのが原因だということです。
水瓶座土星と獅子座火星のオポジションは、個人主義的な傾向が強く、頑固なところがあるので、とても自分勝手な行動をとっていたのでしょう。
そして2回目の事実婚をしたのですが、相手が死別しました。
現在3回目の事実婚をしています。
1回目の結婚、2回目の事実婚もうまくいかなかったのは、たぶんTスクエアの海王星が原因だと思います。
海王星と土星のスクエアは、現実が破綻するような意味があるからです。
突然、粗野で強気になる人格もあり、火星と太陽のスクエアの影響だと思います。
Tスクエアの影響も大きいのですが、この事例のように、火星の自己主張が強すぎると、人生の課題として、出て来ることがあります。
まとめ
ホロスコープの火星は…
- 活力と意欲の状態と傾向
- 闘争心が強く、健全だと積極性、最悪だと暴力性になる
- 自己を押し込む強みがあり、人生をもう一段上に導くキー
- 女性の場合、男性の理想像を示す
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