まるいゆめ!占い師やってます。
ホロスコープの水星は、知性やコミュニケーションの傾向、どの分野に興味関心があるかなどを示します。
この記事を読むことで…
- 水星は話し方や知性の働かせ方を決める
- 水星は義務教育の期間を表し、平均的に学習する天体
- 実務力や仕事能力
- 逆行が多く、速い天体
- 太陽の武器であり、能力や才能を示す
であることが分かります。
また丸井の水星の解説をしているので、参考にしてください。
知性傾向とコミュニケーション能力
水星は双子座と乙女座の支配星です。そのため大きく2つの星座の意味が水星に与えられています。
その一つが双子座の性質である「知性傾向」と「コミュニケーション能力」です。
知性の傾向は「読み書き」の能力が発達してくるので、勉強できる知能や文章能力につながります。コミュニケーション能力からは、「話す聞く」の力が発達して、自己表現するための伝える力が出てきます。
また水星の年齢域は8歳~15歳の間であり、小学校入学から中学校卒業までの義務教育の期間を表します。
義務教育の間は、知識の基礎を半強制的に勉強しなければならず、「読み書き」の能力は当然、身に付けることになります。
さらに小学校に入る頃には物心がついてきて、家族以外の他者を意識して自己表現していくので、「話す聞く」の能力は発達します。
双子座と水星の成長段階に水星の意味がぴったしと当てはまると思います。
双子座の好奇心
双子座の一つ前の星座は牡牛座です。
牡牛座は五感が発達した身体感覚が特徴であり、そこに個人性を与えられたのが双子座です。
他者を意識する双子座は、外界に対して積極的に刺激を求める性質があります。
刺激を求めることは、「好奇心」が強まることを意味していて、興味、関心が高いことを意味します。
そのため水星は、どのような分野に興味、関心があるかを示しています。
まるちゃんは、蠍座に水星があるので、やっぱり裏側とか真実が気になるよ。
乙女座の仕事能力
水星は乙女座の支配星でもあるので、実務的な方向で能力を発揮する力を秘めています。
乙女座は相手の要求に応えてテキパキと処理する性格であり、また管理することや細かい事務作業も得意です。
そのため水星は「仕事能力」を表します。
また乙女座はどんどん細かく分類していくため、様々な専門分野を象徴します。
水星には「技術」「技能」のような細かい作業や職能の意味があります。
水星の逆行は一年間に約3回
ホロスコープの天体である「月」と「太陽」以外は、見かけ上の逆行をします。
天体の中でも水星だけが、一年間に約3回逆行することをみても、いつも忙しく、せわしない天体ということが分かると思います。
水星が逆行中の間は、電車が遅延したり、インターネットやスマホなど機械のトラブルがよく起きると言われています。この「交通」と「通信」は水星に関係していて、距離を縮めるスピードに関係しています。
また勉強やビジネスに関しては、停滞したり、再考しなればならない出来事が起きやすくなります。
そしてスピードを表す水星が他の天体とアスペクトすることで、「機敏さ」が付加されることがあります。
水星の星座が示すことは全体的なカラー
水星が位置する星座は、思考の傾向やコミュニケーションのスタイルを示します。
コミュニケーションのスタイルで説明すると、話し方や勉強のやり方などに表われます。
例えば牡羊座に水星があると、新しい企画、発想力ある思考になり、自分の意見をぶつけることに躊躇しないでしょう。
牡羊座の反対の性質である天秤座に水星があると、自分というよりも他人から学んだり、人の意見を聞きたがると思います。
つまり水星の星座が示すのは、全体的な性質と言えます。
しかし星座と水星の組み合わせだけでは、「偏差値が高い知性」、「インスピレーションが高い想像的な知性」、「哲学的な難しいことを考える抽象的な思考」は分かりません。
本当に水星の「能力」や「才能」を知りたければ、アスペクトやハウスも含めて、総合的にホロスコープを読むことになります。
水星は太陽の目標をサポートする
松村潔先生の本に「水星と金星は太陽の両翼」という言葉があります。
太陽系の天体の順番を思い出してください。水星、金星、太陽と続いています。
太陽からあまり離れない水星と金星は、出生図のアスペクトにおいて、コンジャンクション(合)しか成立しません。
つまり水星と金星は太陽を支えて、活かそうとする天体であり、「太陽の武器」と言えます。
特に一番太陽に近い水星は、自己表現能力に関係していて、自己実現の手段、自己主張の方法に表われます。
実例・丸井の水星と金星
丸井の水星と火星はコンジャンクション(合)していて、動きが機敏で、せっかちです。
しかし蠍座にその天体があるため、じっくりと深める蠍座の性質と機敏さが矛盾していることが分かると思います。
さらに12ハウスにあるので、潜在的な資質となり、うまく能力を発揮できません。
そのため壊滅的な知性と言えます(笑)。
一方、丸井の金星は、冥王星とセクスタイル(60°)していて、趣味を深める傾向と、趣味が仕事になりやすい暗示があります。
その金星が10ハウスにあるので、占いを職能として、社会に見せていきます。趣味だとなんでもいいので、仕事が変化していく可能性もあります。
壊滅的な水星のため、速さを求める仕事などは不得意ですが、趣味や好きなことを深めて、自己を打ち出していくことに適性があることになります。
このように水星と金星を比較するだけでも、太陽の人生を発展させる参考になると思います。
壊滅的な知性なのに、蠍座が深めようとしてきて、文章書くのにめっちゃ時間かかる。
まとめ
ホロスコープの水星とは…
- 知性傾向や能力の資質
- コミュニケーションに必要な伝える力
- どこのサイン(星座)にあるかで、分野や興味の方向性が分かる
- 太陽の自己実現を活かし、サポートする天体
- 水星は天体の中で一番逆行する。スピード、機敏さに関係する
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